Take.7 フィフス・エレメント
1997年の映画とは思えない!!1億ドルかけて作られたアクションSF!
参照:https://josephmallozzi.wordpress.com/tag/the-fifth-element/
現在の20代後半〜の方は、日曜洋画劇場などで覚えているかもしれない。
言わずと知れたSF作品「フィフス・エレメント」である。
1997年に公開された映画とは思えないほどの映像美と、今も銀幕を騒がす一大スターたちが揃っている。
キャストとして
コーベン・ダラス:ブルース・ウィリス
リールー:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ルビー・ロッド:クリス・タッカー
ゾーグ:ゲイリーオールドマン
ミラ・ジョヴォヴィッチが美しすぎる!!作中何度も際どい、というよりも上半身裸が写ってしまっており、当時はお茶の間を凍りつかせていたのではないだろうか(笑)
また、「レオン」で一躍有名監督の仲間入りを果たしたリュック・ベッソン監督。
共演をきっかけに、一度はミラと結婚した経歴も持っている。
監督はフランス出身であり、フランス映画特有の「シリアスにし過ぎない映画」に仕上がっている。
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1914年、ある考古学者がエジプトの遺跡にて思わぬ発見をする。
それは、5000年毎に悪が地球に訪れるということと、それに対する「火」「水」「風」「土」4つの要素に加えて、人間の形をした5つ目の要素(フィフスエレメント)から光が出ているという壁画である。
そこに宇宙船と外見から察するに明らかな宇宙人モンドシャワン人が現れ、壁画の奥に隠されたフィフス・エレメントと4つの要素を司る石を持ち帰ってしまう。
モンドシャワン人は闇が来たる300年後、再度訪れる約束をして行ってしまう。
300年後、時は2214年近未来。
ブルース・ウィリス演じるコーベン・ダラスは退役軍人でタクシーの運転手として過ごしている。
そんなコーベンの運転中に屋根を突き破り一人の女性が乗車する。
それがミラ・ジョヴォヴィッチ演じるリールーである。
リールーはある理由で警察に追われているが、言葉がわからずコーベンに伝えることができない。彼女の涙ながらの訴えに、コーベンは彼女を連れ警察から逃げてしまう。
リールーが何者なのかわからないまま、彼女が口に出したコーネリアス神父という言葉を頼りに、彼女を連れて神父の元へ向かった。
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THE・王道SFの入り方、観てるこっちも「多分こうだろう」と推測しながらほぼ当たる。
それでも期待を裏切らないアクションと映像美。
当時では最先端のCG技術ではなかっただろうか。今見ても多少のチープ感はあるが、見やすさと違和感のなさは想像以上だ。
またリールーが飛び降りたシーンは2214年の未来観が詰まっており、観ている人達を映画の世界へと引き込んでいく。
今作の見所はクリス・タッカー!?悪役が似合う名俳優ゲイリー・オールドマンも!
この映画は何と言っても映像美が一線を画している。
もちろん、未来観を演出する街や空飛ぶ車もそうであるが、
派手な衣装に身を包み、今作のコメディ部門を担当したクリス・タッカーの演技であろう。
参照:http://blog.livedoor.jp/hitman0012/archives/21187798.html
ラジオDJのルビー・ロッドは高いテンションと圧倒的にセクシーで最高(グリーン!)な男。それを完璧に演じきっているクリス・タッカー。
今作のマイルド要素として大きな役割を果たしている。
「ラッシュアワー」のカーターなどでもお馴染みのクリス・タッカーであるが、今作を機に有名俳優に成り上がった。
個人的には、吹き替えではなく字幕で観ることをオススメする。
クリス・タッカーの渾身の語りを観て欲しい。
そしてもう一方の見所、ゾーグ役のゲイリー・オールドマンだ。
いやいやいや、、かっこよすぎるだろ!!!
何だこの圧倒的悪役感!!未来観バリバリの頭!!
ゲイリー・オールドマン演じる武器商人のゾーグは、4つの要素を司る石を狙ってあらゆる手段で襲ってくるが、、、
観て欲しい。何とも言えない不運さとお茶目さを持っているゾーグを。
作中、さくらんぼを喉に詰まらせて死にかけるところもまた好印象だ。
フィフス・エレメントはTHE・王道のSFでもありながら、ルビーのCAに対する行いやラストシーンまで少し大人でポップな部分を有している。
アマゾン・プライム会員であれば無料で観ることができるので、この機に観てはいかがだろうか!
観ることをオススメ致します。
当時のお茶の間で、あれらのシーンはカットされずに流れていたのだろうか。。。