Take.2 マンマ・ミーア!
豪華すぎるキャスト!心踊る音楽!広がるオーシャンビュー!!
エーゲ海の青い海に浮かぶ島「カロカイリ島」で、アマンダ・サイフリッド演じるソフィは、婚約者スカイとの結婚式に3人の男性を招待するところから始まるのだが、
映画好きにはたまらない豪華すぎるキャスティングとなっている。
1人目は、「007」シリーズでおなじみ、サム役のピアース・ブロスナン。
2人目は、「英国王のスピーチ」や「キングスマン」などで知られる、ハリー役のコリン・フォース。
3人目は、「パイレーツオブカリビアン」のブーツ・ストラップ・ビルを演じた、ビル役のステラン・スカルスガルド。
「将来こんな渋い大人になりたい!」と世の漢たちが憧れる俳優たちだ。
ソフィがこの3人を招待したのは、
「自分の父親の可能性がある3人」だからであり、来たる結婚式のバージンロードを父親にエスコートしてもらいたからである。
父親である可能性があるというのは、そもそもソフィの毋であり、これまた人気女優であるドナ役のメリル・ストリープが、3人のうちの誰の子か把握していない所に問題がある。
そしてもちろん、作中の音楽は、スウェーデンの人気ポップグループ「ABBA」のヒットナンバーで構成されており、極めてキャストの豪華なミュージカルに仕上がっている
トントン拍子で進んでいく物語。「感性」と「雰囲気」で楽しめ!
ミュージカル映画が好きな私としては、今作は漠然とした「楽しさ」「面白さ」を感じている。
というのも、前半の畳み掛けるようなミュージカルは、内容を重視してしまう人や感情移入したい人を置いてきぼりにするレベルであり、作中、終始強引な展開となっている。
「だからどうした!!そんなの気にするな!!」とあえて声高に言いたい。
ABBAの曲に合わせ、青い海に浮かぶ島で、アマンダ・サイフリッドの美しさに、ピアース・ブロスナンのカッコ良さに、メリル・ストリープの気高い演技に、心をゆだねてしまおう。
そうすれことで、「マンマ・ミーア!」を全身で楽しむ事ができるのではないだろうか。
作中おすすめ曲として「ダンシング・クイーン」は勿論上げておくべきであろう。
女性の自由さ、奔放さが美しく取り上げられているように感じるからだ。
また、コリン・フォースが歌う「Our Last Summer」も癖になるような歌である。
続編公開決定!「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン」!!
2008年に上映されてから早10年。
主要キャストを前作から続投させての公開になる。
アマンダ・サイフリッドは現在32歳になるが、大人の魅力がでる演技を期待している。
夏の公開。楽しみである。